初めて声を出して笑った時は、
え? て感じ。
その後じわっと喜びが…。
それから何度も挑み続けるのだけど、
声を出して笑わせるのは難しい。
何せ、相手は3ヶ月の赤ん坊。
笑いのツボが違う。
おまけにうちの子はどうやら気難しい。
すぐイカリヤ長助の口をして泣き出す。
笑わせるのと、泣かせるのは、
実は微妙に近い。
一日に一回成功すればいい方。
こっちが心底楽しい気分で、
いかれていないと、笑いが伝わらない。
同じことをしても、同じようには笑わない。
決して人には見られたくない芸で、
親馬鹿が必死に挑む。
喜びのエネルギーを、
気功師のように伝染させるのだ。
だから、こっちが疲れてる時は、
どうやっても笑わない。
どうにか伝わって、
キャッキャケラケラと笑ってくれたら、
苦労した分の百倍、癒される。
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