故郷までの旅は遠かった
 育った時間より長かった
 やり残したことに後悔があった
 置いて帰るものに未練もあった
 でも故郷への引力が、
 生まれた川に戻る鮭のように
 僕を動かした
 
 疲れたら
 遠くを見なさい
 遥か丘の上で手をふる人たち
 彼らが未来から呼んでいる
 
 あそこまで歩いたら、
 もう一人じゃない
 
 

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