精神障害者という言葉は、お上が勝手に決めた言葉なので、「xxxx」っていう風に変えようよって全精連の大会で誰か言ってました。確か英語だったのでよく覚えてません。
 で、僕なりに考えたのは、「精神再生者」という言葉です。Re-birth-erとかre-bone-rとか、英語ならかっこいい言い方があるかなと考えたのですが、どれも別に意味がある。リサイクルとサイコ(psycho)をかけて、リサイコラーというのを考えたのですが、そういう製品がありました(笑)。
 で、精神再生者という固い名称に至ったのですが。僕は当分これを使っていこうと思います。今まだ再生中の人もいずれ再生するので再生者です。
 
 物を修理したり構造を変えるためには、いったん分解しないといけません。精神が一旦ぼろぼろになるのは、新しく構造を変えてバージョンアップを行うためです。事実、僕らの仲間には病気になる前よりむしろ生き生きと暮らしている人が多いのです。
 
 でも、分解したパーツを、一体誰が組み変えるのでしょうか。
 調査中ですが、分解するのも組み立てなおすのも、自然の働きが大だと感じます。
 自分の努力がそれをより美しくするかも知れない。周囲の協力がそれをより早く達成するかも知れない。
 でも、基本的に、それは自然の中にある仕組みだと感じます。
 
 人として成長する時。
 様々なストレスが加わった時。
 新しい役割をこなす必要が生じた時。
 種としての進化の時。
 まあ、色々な場合に、自分をバージョンアップするための再生の過程。
 それが、精神病という現象ではないかと思います。
 例え時間がかかっても、組み変わる力を人類は手に入れると思います。
 
 
 

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