今日は作業所で映画を観に行くという事で、朝の薬は飲まなかった。
 理由1、飲むと90分じっとしてられない
 理由2、飲むと感動できない
 
 統合失調症は、ドーパミンやセロトニン等の脳内物質のバランスが崩れやすい体質の病気なので、薬でそれを抑えていると、楽しい事も美しい景色も色あせてしまう。
 
 だけど薬を飲み続けないと、過敏になりすぎて、バスのきしむ音や、誰かのヘッドフォンから漏れる音まで、反応してしまい、しまいには、制御不能に陥る。
 
 聴覚だけでなく視覚も時に味覚や嗅覚までおかしくなる。
 
 強い薬なので、寝る前にまとめて飲むようにしているが、何故か朝にも出されている(院長は一番優しい薬だと言ってる)。
 
 今日は、結局その朝の薬を3時に飲んだ、5時までそわそわした。
 
 
 で、映画で感動できたかというと、まぁまぁ。子供のように脳がしびれるとか、涙腺が緩むとかいう感動は無かったが、それなりに楽しめた。
 なぜ、それなりかと言うと、尿意と口渇を我慢するのに意識がいってしまい、スクリーンに浸れなかったせいだ。
 
 
 見た映画は、アースだが、感想はまだ見てない人もいるだろうから、書かない。
 
 
 映画鑑賞を楽しむためには、最低でも一日は薬抜かないと駄目な気がする。
 
 

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