母の回復を祈りつつ、禁煙をしている。
 昨日の午前中に残りを吸ってしまい、空になった。
 今朝起きて、寝起きの一番うまい一服ができないのがさみしかった。
 でも、ここだけ。寝起きの一本さえ我慢したら、後は日中どうってことない(と信じよう)。
 
 タバコやめたから何かメリットあるかというと、健康面とか経済面とか社会面とか色々あるが、僕一人にとっては心理的喪失感の方が大きい。
 
 しかし自我を越えて、自己実現し、自己超越まで至ろうとする人間が、このくらいの修行で負けてはいけない。
 
 長かった非行にようやくけりをつけるのだ。そして真に大人として目覚め、バージョンアップする。
 
 何かゲーム脳みたい。
 禁煙ひとつにこんなにこだわって、母の事など忘れてしまう時がある。
 
 コンビニに買いに行きたくなる衝動がある。
 
 道端に落ちてたら、拾って吸うだろう。
 
 ひとつひとつ、なだめてやらないと、心が苦しい。
 ニコチンの薬物依存も大きいが心理的依存がもっと大きい。
 いつも何していてもふっとタバコの事が意識に浮かんでくる。
 
 もうしたいようにやってきたので、今更健康もないだろうが、自分から自分を死に追い詰めるようなまねはもうしたくない。
 それは投身の時に誓ったことだし。
 
 薬物的禁断症状が取れるのに約3週間、心理的依存症が治るのには、もっと長い時間がかかる。
 
 とりあえず3週間後を楽しみにして禁煙を続けよう。カミ様も何かプレゼントを用意してくれているみたいだし・・・。
 
 もう今は吸ってないからノンスモーカーなのだが、いつまた手を出すか分からないほど僕は我慢強く無いので、母が退院するまでを当面の目標としよう。
 それから先は、依存との戦いなので、半年、一年で肺をきれいにして、もう一生吸わないと誓う。
 
 あともし吸うような事があるとするなら。
 死の間際に、一本吸わせてもらえば、吸い込まれるように死ねるだろう。
 
 喫煙歴30年の僕にとっては、一本吸うだけで、また苦しみが始まるので、どうしても一本たりとも吸う訳にはいかないのだ。
 
 
 今日は娘の発表会で厚生年金会館に行く。ドレミファマンをうたって踊る。全然練習してない。
 母も一般病棟に移ったそうなので、その後面会に行く予定。
 
 

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