キーやんが逝きました

　４時ごろ凄い声を上げてました。
　それで、目を覚まして、ワシはパンとバナナを食べて２度寝。
　妻は暗い中ウォーキングに。
　７時頃、娘が起きて、寝室から台所へカゴを洗いに妻が運んでいる時に、「あっ、キーやん」と娘。「死んでると妻」。
　ターちゃん（トラ王）の時ほどの号泣は無かったがメソメソ泣いている娘を「帰ったら埋めに行こうね」と学校へやり、ワシは仕事へ、妻は買い物へ。

　死因は、突然死。
　夢遊病？　突然暗闇の中から羽ばたいて飛んでカゴにぶつかり死んだとワシは推理する。
　娘は、餓死したんよとか言っている。
　ちゃんと餌はやっているが。

　愛情が足りなかったのだと、ワシは反省。

　金魚とかインコとかアリとか皆同じはずの命なのに、類が違うせいか。
　ただ可愛いだけでは、愛情はわかない。
　一緒に楽しく過ごした思い出がないと見てるだけではなかなか。
　昨日あたりからシフトが変わって、月水金と、再び義母を送る事になって、因縁とか過去の絆とか、色々考えてしまう。

　今を生きるというが、過去があるから今があり、常に過去と今があるだけで、未来なぞまだどこにも存在しない。

　だから夢を持ち目標を描き生きていく訳だが、この年になると中々。
ストーリーが読めてしまうような気がして、でも突然シフトする事もある。
　石段を１歩１歩歩いていくしか道はないのだが、その石段が今で、それを作るのも自分である。
　いきなり背中から刺されるかもしれないが、いきなり空から持ち上げてくれる場合もある。

　ペットの死から学ぶ事は多い。

　同居家族の死、ワシはこの年になってもまだ一度も経験していない。
　順繰りに経験していくのだろうが。

　今は妻子の未来が心配で、自分が死ぬのが怖い。
　病気の出ている時は、全然怖くなかったのだが。
　正常値に戻っていると、自分では思っているのだが。


　とりあえず、キーやん。
　楽しませてくれて有難う。
　ワシらの思い出とパソコンの中ではまだ生きてるよ。
　
　南無阿弥陀仏。