子が生まれてから、一杯一杯の生活です。
 睡眠が乱れたことと、仕事が忙しかったことと、
 NPOとか苅田作業所とかヘルパーステーションとか、色々先のこととか人の希望に沿って考えていくのに疲労してしまった。
 
 ま、とにかく色々たまった問題を片付けて、NPO内の出版部門に身を落ち着けて、自分と家族のことだけちまちま考えて、静かに暮らしてまいりたいと思っております。
 
 出版に興味あって、交流したい人はメールでも下さい。
 
 
 
 傘が壊れたら、雨宿り。
 いつか風もやむ。

 
 

(心の声)

2004年2月3日 こころ
 
 ここ数年
 いやなこと、気にさわることばっかり言ってた僕の心の声が、
 最近妙に優しい。
 
 自分は精神病だからと、否定して、
 彼女と会話するのはタブーだったが
 無視してたのが申し訳ないくらい
 
 悪いことばかり言うひとじゃない
 だって僕の心の声なんだから
 
 言ってる意味を理解するが難儀なんだけど
 疲れない程度に聞いてやることにした
 
 
 今日はピアサポート研修会でした。
 明日は障害者ケアマネ従事者研修です。
 行かなきゃいけないってもんでもないのでしょうが、障害仲間のすすめがあり、はずせないできつかです。
 消耗するパワーもあるけど、得られるエネルギーのがちょい大きいかも。
 
 くそ忙しい合間をぬって、十二国記の図南の翼というのを読みました。実は活字の小説にのめり込むのはうん十年ぶり。黙読すると脳内音声化というのが症状であって、内容にはまれなくて小説はとんと読めなかったのでした(書いてるくせに)。
 
 ところが十二国記、水穂さんが面白いと書いてるので、僕はまずアニメを見て、面白がり、つい小説にも手を伸ばしたところ、がががっと読めました。飯食いながら、子をゲップさせながら、トイレの中でも、風呂でもここのところ調子悪いにも関わらず音声化も出ないで、一気読み。
 
 はー、もう次が読みたい。忙しいのに小説にはまりそう。嬉しいような、ちょい焦るような。
 
 でも、これはめでたい話でした、僕にとって。
 

(出版の話)

2004年2月16日 お仕事
 
 全国で30万人以上の人が精神病院に入院している。そのうちの7万人以上が、いわゆる社会的入院者である。
 外で暮らせる環境さえあれば、病状的には退院可能な人たちである。
 10年以上の長期入院者も少なくない。
 
 色々、社会や病院などに文句も言いたいが、一つそこは飲み込んで、前向きにどうすれば地域で暮らせるのか。現に地域復帰した人の話などを交えながら、具体的な退院へ向けた勇気が出るような、脱病院マニュアル本を作りたいと思っている。
 
 NPOになったら、まず出したい本である。
 協力者を求む。
 

(そうかい)

2004年2月27日 お仕事
 
 無事、NPO設立総会が終わった。
 NPOと言い出して、実に5年くらい?
 認証まで、まだ4ヶ月くらいかかるが、今夜がスタートということだろう。
 
 色んな人が集まって、新しい事を始める。
 
 楽しい気がする。
 眠れないくらい。
 
 がんばろう。
 
 
 ひろすけさんが聞いてくれたので書きます。
 
 特定非営利活動法人(Non-Profit Organization)の略で、NPOです。
 「民間非営利組織」の一つの形態です。
 ボランティア活動や市民活動や福祉とか、金のためでなく、
社会的な使命(ミッション)の実現を目指して活動する会社組織です。
 
 お金を出し合って作るわけではないので、利益を分け合うこともしません。収益は、使命のために使われます。
 
 したがって、株主とか出資者は存在しません。そこが一般の会社と違うところです。
 
 仕事をした人が相応の給料を得る点は、普通の会社と同じです。ただし、法外なボーナスとかはありません。
 
 見過ごすことができない社会問題など、解決したいが個人では難しいので、同じ思いや志をもった仲間が集まり、自分達で解決方法を発明したり、行動できるように事業を考案し、実現します。
 
 うちの代表者は「PTAのようなもんだ」と説明していました。
 
 簡単に言えばそういうことかな。

 
 

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