僕は神様を信じているのだけど、
特定の宗派に属している訳ではない
病気をまだそれと知らず苦しんでいる頃、
ふっと空から降りてきて、
それは背中を熱くさせて、
以来その神様と一緒に暮らしている。
いわゆる、とりつかれた?
病気だと分かって、入院して、
治療を受けて、
薬を飲んだりして、
かなり、良くなった。
これも神様のおかげ。
神様は時々いなくなるけど、
まあ、だいたい僕の中の定位置。
良き事があると輝いて、
悪しき事があると落雷したり、
そんな感じで、
結婚して猫と子を授かった。
これも神様のおかげ。
僕は30過ぎてから、
神様に気づいたのだけど、
神様は実は、
僕が生まれた時から、
側にいたんだと。
僕がそう言うと、
そんなの当たり前じゃんと、
生粋のキリストっ子は笑う。
きみが特別なんじゃない。
神様は皆の側についておられる。
ふむふむそうですか。
すると神様は、
一家に一台ではなく、
一人につき一つですか?
一宗派で一つを共有ですか?
宗ごとにサービスは異なりますか?
30歳以下免責ですか?
車の保険のようですか?
他の人の信じる神様と、
僕の信じる神様が、
同じかどうかは分からない。
とにかく僕は僕の神様に、
喜ばれると嬉しいので、
彼に従って生きてると、
楽しいので、
無理な事ばかり言われるけれども、
彼と暮らしていきたいと思います。